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東北6県の外国人労働者数が6万人超え、建設業が急速に拡大

公開日: 2026年7月6日

東北6県の外国人労働者数が2025年10月末時点で初めて6万人を超えました。東日本大震災前(2010年)と比較すると4倍に増加し、特に被災3県である岩手・宮城・福島では4.2倍に達し、全国平均の伸び率(3.96倍)を上回っています。

被災地の復興を支える外国人材

宮城県の2024年の外国人労働者数は過去最多の19,554人で、10年の4.6倍に達しており、震災からの復興事業やインフラ更新工事の継続と、その後の経済活動維持の両面で外国人材が果たす役割の大きさが明らかになっています。

建設業での急速な雇用拡大

帝国データバンク仙台支店の調査(2025年8月実施)によると、東北6県の建設業で外国人労働者を雇用している企業の割合は8.7%で、前年を上回りました。建設会社からは「働き手が少なくなってきており、外国人の採用を検討しなければならない」という声が聞かれ、若年層の入職率の低さと高齢化が進む現場での人手不足が深刻な状況を示しています。

主要産業別の外国人材活用状況

宮城県内での産業別の外国人労働者構成は以下の通りです:

  • 製造業:29.1%(最多。自動車部品、電子機器など)
  • 卸売業・小売業:14.6%
  • 宿泊業・飲食サービス業:10.0%
  • 建設業:8.7%(前年比29.5%増で急速に拡大中)

課題と今後の展開

外国人労働者の雇用に関する課題として、「スキルや語学などの教育」(57.2%)と「コミュニケーション」(57.1%)が最も多く挙げられており、企業側の受け入れ体制整備が急務となっています。同時に、継続性・定着(39.1%)、生活面へのサポート(37.8%)といった長期的な支援の仕組みも重要です。

東北地域は今後も外国人材の受け入れが増加する見通しであり、宮城県の「Work in MIYAGI」や仙台市の外国人材雇用支援窓口などを通じた政府主導の支援体制の強化が求められています。

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