外国人労働者257万人、都道府県別TOP10ランキング【2025年10月末】
2025年(令和7年)10月末時点の外国人労働者数は257万1,037人となり、過去最高を更新しました(厚生労働省、2026年1月30日公表)。本記事では、厚生労働省の「外国人雇用状況の届出」をもとに、都道府県別外国人労働者数TOP10ランキングと、その特徴を分析します。
都道府県別外国人労働者数TOP10ランキング
2025年10月末時点の都道府県別外国人労働者数は以下の通りです(厚生労働省データより)。
- 1位:東京都 約58万5,791人
- 2位:愛知県 約22万9,627人
- 3位:大阪府 約17万4,699人
- 4位:神奈川県
- 5位:埼玉県
- 6位:千葉県
- 7位:兵庫県
- 8位:福岡県
- 9位:静岡県
- 10位:茨城県
最も多いのは東京都で58万5791人、次いで愛知県の22万9627人、大阪府の17万4699人と続きます。いずれも、大都市や工業が盛んな土地です。東京、愛知、大阪という3大都市および周辺地域で多く、外国人が雇用されていることが分かるとされています。

対前年増加率でみる特徴的な地域
対前年増加率で見ると、長崎県で28.1%、北海道で23.8%、福井県で22.5%でした。長崎県は主要産業すべてで外国人材が増えており、特に医療・福祉分野の対前年増加率は37%と高い水準でした。人手不足の分野ほど、外国人材の受け入れに積極的な傾向がみられます。
東京都・愛知県・大阪府の産業別特徴
東京では、産業ごとの外国人雇用状況についても他地域と違った傾向が見られ、製造業に従事する外国労働者数が少なく、情報通信業、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業における外国人労働者数が多くなっています。
一方、愛知県では製造業が中心となっており、特定技能や技能実習の外国人材が自動車産業や工業製品製造業に多く就労しています。大阪府も製造業とサービス業の両面で外国人材を受け入れている状況です。
宮城県の状況
宮城県の外国人労働者数は全国20位圏内に位置しており、宮城県内の労働者人口は123万4810人となっております。その中で、外国人労働者数は13,415 人で、2,628カ所の事業所で雇用しています(令和二年国勢調査時点)。
宮城県では仙台市を中心に留学生・技能実習生・特定技能外国人が増加しており、製造業、サービス業、介護分野での採用が進んでいます。
外国人材受入れの今後
3大都市圏および周辺地域以外の都道府県では、外国人労働者総数で見ても2万人に達していない地域がほとんどで、外国人労働者が都市部に集中している現状が確認できるとされています。
宮城の企業が外国人材採用を検討する際には、こうした都道府県別の動向を把握し、地域の実情に合わせた受入れ体制を整備することが求められます。
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